第2回研究会案内
第2回高輝度電子銃シミュレーション研究会を下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます.
電子銃に求められる生成ビームの高輝度化に伴い,その設計ツール,あるいは,実験結果と理論との橋渡し役を担うシミュレーションへの要求は,より高度
に,高精度になっています.しかしながら,一方で,既存のシミュレーション手法やコードがこれらの要求にどこまで応えられるのか,既存コードに『できるこ
と』と『できないこと』が必ずしも正確に把握されていない現状があります.
本研究会では,特に電子エネルギーの低い電子銃内での顕著な空間電荷効果や,ウェーク場等のシミュレーションについて,PARMELAやEGUN等の既
存コードも含めた様々な異なる定式化・数値手法を用いた複数コードの現状,問題点や成果について議論し,これらシミュレーション技術の高度化や新たな計算
手法・コード開発の目標設定の契機となることはちろんのこと,高輝度電子銃内の現象の理解とこの分野の進展に結びつけられることを期待し,皆様のご参加を
お待ちいたしております.
*19日午後から翌20日にかけて,第6回高輝度・高周波電子銃研究会が同会場で開催
されます(同懇親会19日夜@京大宇治キャンパス内).
・場所: 京都大学宇治キャンパス・木質ホール
・参加料: 無料(懇親会は実費を頂きます)
・宿泊について: ホテル等は京都駅周辺に多数ございますので特に斡旋は致しません。
各自で確保をお願いします。
研究会幹事
京都大学理工学研究センター 増田 開
高輝度光科学研究センター 水野 明彦